【適応障害】休職期間の過ごし方4選 体調が戻ってきた頃【注意事項あり】
こんにちは、黒羊メイです🐏
今回は前回の記事の続きです。
前回の記事はこちら↓
前回は適応障害で休職、退職した直後の「休み方」について記事にしましたが、今回は体調が戻ってきた時からの過ごし方について私の実体験を元にご紹介したいと思います。
状況的には「ボーッとするだけでは手持ち無沙汰になってきた」とか、「何かしなければいけないのでは」とソワソワしてきたあたりの話です。
基本的に〇〇できるようになってきた、という内容から話を進めていきます。
またこの時期に注意したい点も記載していますので参考にしていただければ幸いです✨
アニメや映画を楽しめるようになる
休職直後にはアニメや映画の内容を理解することもできないくらいだったのですが、
食事や睡眠がとれるようになってくると2〜3週間目くらいで少しづつ溜めていたアニメや映画、Youtube動画を見れるようになってきました。
しかし集中力が戻るまでに結構時間がかかったので
すぐに寝落ちてしまったり内容がだんだん頭に入らなくなったり、気が散って他のことをしてしまうということも結構多かったです。
ポイント:心がしんどいコンテンツは見ない
また、この頃は意図的にネガティブ情報の遮断を行なっていました。
被害妄想も強かったので、脳が他人の不幸を自分の不幸と勘違いしてしまうことが多かったためです。
具体的にはYoutubeで過激なオススメ動画を表示させないようにしたり、SNSでは過激投稿や自分の心が少しでもしんどいと思うユーザーをブロックしていました。
これはわたしにとっては結構効果的でした。
ニュースなども結構ネガティブな内容が多いので、なるべく見ないようにしていました。
それによって感情の波はそこまで動くことなく平穏に過ごせたと思います。
読書が少しずつできるようになる
私は読書も好きで、せっかく時間もあるんだし読んでいない本を読もうと思って引っ張り出してみました。
しかし、集中力がまだ戻らないため1ページ読むのも精一杯、しかも同じ行を何度も読み返してしまうという状態でした。
本を読むときは「いけそう!」と思った時に、集中力がきれたと思ったら開始5分であっても切り上げるようにしていました。
ストーリーのある小説に関しては比較的集中力が続きやすかったのですが、実用書系はいまだに続けて読むことが難しいです。
また、漫画に関しては流して読むことができること、活字が少ないこともあって一冊くらいは読み進められました。
ちょうどこの頃不眠から過眠へ移行していたこともあり(睡眠薬の影響?)本を読むと寝落ちしやすい状態でした。
ポイント:気が散る、集中力が切れたなと思ったら潔くやめる
無理に難しい本を読み進めようとしても頭に入りにくいので、そういうときは無理せず本を閉じるようにしていました。
そして他のことで時間を潰していました。
動画をみるのもいいですが、当時は放置系やタップ系のスマホゲームを2、3個入れて簡単な操作で満足感を得られるような動作を繰り返していました。
(パチンコなどにも見られる短期報酬系の脳内麻薬を出すやつです。少しでも幸福感が出るならとやってみていました。多少依存気味にはなりましたが、今は飽きてアンインストールしていますw)
比較的効果はあったと思いますが、過去に重課金を行なったことのある方などは注意が必要です。
メンタルを病んでいるときは正確な決断ができないことも多く、予想外な金額を課金してしまうこともあります。
掃除や片付けに手をつけられるようになる
家で手持ち無沙汰だと感じるようになってきたら、自分の部屋の汚さに目がいくようになってきました。
私は元々土日に洗濯や掃除をまとめて行う派だったのですが、体調がすぐれないうちは全く掃除ができていませんでした。
洗濯は服がなくなるのでかろうじて行なっていましたが、適当に干すのがやっとで乾いてもそのまま放置してそこから着る服を取るという状態でした。
体調が戻ってきてからは、トイレ掃除、掃除機がけなど日に分けて一つずつならできることが増えてきました。
そして同時期にミニマリストの動画にハマり、一日中視聴していたら見事に洗脳されて大量の物を捨てることになりました笑
今思えばその時が一番活力に溢れていたような気がします。(躁状態?)
毎日少しずつ部屋の収納から不用品を出し、捨てていきました。
部屋がきれいになるとその後の掃除もしやすくなるので少ない気力でも継続ができるようになります。
ミニマリストに洗脳されていた頃の記事はこちら↓
ポイント:無理して一気に片付けない
掃除は結構体力を使います。
一気に掃除機がけや水回りの掃除、拭き掃除を行おうとするとかなりしんどいので
最初は「今日は掃除機がけだけ!」
と一つづつこなしていくのがいいと思います。
実際に動いてみてどうか、自分の体と相談しながら徐々に次回の掃除内容を増やしていくのが楽です。
特に掃除機がけとお風呂掃除は結構重労働なので私は日を分けて行なっていました。
お風呂に入る気力が湧いてくる
私は休職したのがまだ汗ばむ残暑の頃だったのですが初期はシャワーを浴びることすらしんどかったです。
そのため休職直後は顔の角質で肌がボコボコ、シャワーを浴びてもしっかり体を洗えていないという状態でした。
しかし少しずつ体力が回復してくると、「入ってやるか」くらいの気持ちにはなってきます。
ベッドから起き上がってしまえばなんとかシャワーは浴びられるようになりました。
慣れてくると浴槽にお湯を張って入浴することもできるようになってきました。
入浴はリラックス効果もあるし、皮脂汚れを浮かせて落とすこともできるので一石二鳥ですね。
ポイント:しんどいときは入らない。お風呂の時間を決めない。
どうしても体が動かない、めんどくさいときは無理にお風呂に入らないようにしていました。
どうせ入っても洗えているのかどうかわからないくらい適当に入ってしまうことが目に見えてわかっていたので、
「入るか」と思える時にしっかりと洗うようにしていました。
あとはお風呂の時間を決めない、ということです。
夜だからお風呂に入らなきゃ、というように時間を決めてしまうとその時になってだるくなることもあったので、寝起きや昼間、夕方であっても入る気持ちになったら入るようにしていました。
実家暮らしの方はご家族の理解を得るのが難しいご家庭もあると思いますが、シャワーだけなら了承も得られると思います。
まとめ
何にしても「だるい」「しんどい」ときは無理をしない
体調が戻ってきても、メンタルの調子が戻るには結構時間がかかります。
そのため、少しでも「疲れたな」と思ったら長めに休憩を取るようにする、昼寝をするなどして体を休めるようにしましょう。
散歩や運動もこの頃から始められる人は始めるのがいいですが、外に出ることに抵抗がある場合はカーテンを開けて光を少しだけ浴びてみる、室内でできる軽いストレッチや筋トレがオススメです。
私は体調が戻ってしばらくはひたすら動画を見て、週に1〜2回買い出しにいくという生活をしていました。
掃除はできても1〜2週間に一回。
物を大量に捨てるブームが過ぎ去ってからは週一で掃除ができています。
運動に関しては室内でできる筋トレを少しだけ、という感じです。
この時点ではまだ次の仕事のことは考えず、心が穏やかに過ごせるよう意識していました。
本当に何もしていなくて、たまに「このまま廃人になってしまうのでは」と不安になることもしばしばw
しかし、次回でご紹介する回復期編でやるべきことを見つけて道なりに進み始めることができるようになります。
もしよろしければ次回も楽しんでいただければと思います。