【適応障害】満腹でも食べたくなるエモーショナルイーティングと砂糖中毒【デブエット】
こんにちは、黒羊メイです🐏
デブエットを開始して約10日、空腹でない時にも食べ続けたせいか、「食べ足りない感」が日に日に増してきたのです。
もちろんデブエットには食べることは重要ですが、内臓に負担はあまりかけないようにしなければいけません。
この症状を放置した私は最悪の行動に出ることになってしまいます・・・!
空腹を感じる前に食べていた
デブエットのため、と1日2食から3食に変更し2〜3時間おきに食事を取っていた黒羊。
太るためには糖質+タンパク質+脂質をバランスよく取らなければならないものの、全体の摂取量が少ないのを懸念して少しずつ主食を増やしていました。
その甲斐あってか、最初は食後の眠気やお腹のハリに苦しんでいたものの、徐々に気にならなくなってきました。
おかげで摂取カロリーも1500kcalを優に越えられるようになりました。
しかしその生活を3〜5日ほど継続したところで、私の体にとある変化が訪れていることに気付きます。
どんなに満腹でお腹が苦しくても「何かをもっと食べたい」と感じるようになっていたのです。
そして更に、楽しいはずの外食で私の体は最悪な方向に走り出してしまいます。
引金をひいた外食時のスイーツ
ここ2週間で3度ほど外食をしました。
外では、家で制限しているあま〜いお菓子やケーキをどうしても食べたくなってしまいます。
シロノワール、あんみつ、シフォンケーキ・・・
更にマシュマロがたっぷり入ったホットチョコレート!
これらが引金となって、私の「お菓子が食べたい欲」が爆発してしまったのです。
そして私は、まさかの行動に出てしまいます・・・・
お菓子を買い込んで、一気に食べてしまった
いつものように買い出しへ行った時のこと。
いつもなら買わないようにしているスナックコーナーに、私は無意識で吸い込まれていきました。
そして気づけば、本当に買うべきものの倍以上のお菓子を買い込んでしまっていたのです。
私はデブエットを始めてから「健康」に囚われてしまっていたようで、大好きなチョコレートを始めとするスナック菓子を一切買わないようにしていました。
健康を目指すとどうしても食費もかさんでしまうので、余計ですね。
もちろんスナック菓子は体に良い訳はなく、しかも満腹でも更に食べたい欲求が強くなっていったため食後の強い眠気や集中力の減少、胸焼けなどの内臓負担を大きくして健康からはまるで離れてしまいました。
不健康食品を排除するオルトレキシアと食欲が止まらないエモーショナルイーティング
私に引き起こった症状は、大きく分けてオルトレキシアとエモーショナルイーティングの二種類であったようです。
まずオルトレキシアに関しては大まかに「不健康な食品を過剰に避けてしまう」状態のことを差します。
私は健康的なデブエットに踏襲するあまり、健康な食事に執着してお菓子を一切排除した生活を行っていました。
これを「新型摂食障害」などと表現することもあるようで、一種の脅迫障害に近いものだといいます。
もしあなたが以下のうち2つ以上に当てはまったら、オルトレキシアかもしれません。
オルトレキシア診断
- 一日3時間以上健康的な食品について考えていますか?
- 食事をしているとき、完全に自制できていると思いますか?
- 次の食事の献立を考えていますか?
- 食事の質が向上する度に生活の質が低下していませんか?
- 自分自身に厳しくなっていませんか?
- 自尊心は健康的な食事をしたら押し上げられますか?
- 自身と同じ健康な食品を食べていない他人を見下していませんか?
- 家族や友達を距離を置かないとダイエットは家ですら難しいですか
- ダイエットに反する食事をした時罪悪感や自己嫌悪感を感じますか?
次にエモーショナルイーティングについてです。
こちらはストレスによって発生しやすい状態のことで、
「満腹なのに食べ足りない感じがする」
「具合が悪くなるまで食べ続けてしまう」
と言った症状が大きいです。
人間はストレスを感じるとストレスホルモンが分泌され、それにより血中濃度が上がりすぎると甘いもの、揚げ物、加工食品を求めるようになります。
それらを食べた時には一時的に欲求やストレスは収まりますが、長続きしないため何度も繰り返してしまうことになります。
やけ食いなんかはその最たる例であると言えるでしょう。
こちらは1つでも当てはまったらエモーショナルイーティングの傾向があります。
エモーショナルイーティング診断
- ストレスがあるときに食欲が増しますか?
- 食べることで安心したり精神的に落ち着きますか?
- もう満腹だとわかっていても食べ続けることがよくありますか?
- 自分へのごほうびとして食べ物を食べることがありますか?
- ネガティブな感情を抱いたときに食べることはありますか?
- 自分の食習慣をコントロールするのは難しいと思いますか?
私はお菓子を制限することによってストレスが溜まり、結果としてお菓子を爆食いしてしまったことになります。
糖と脂は中毒になる
私がこれらの症状を発症したきっかけ(と思われるもの)には「糖分」と「脂質」が大きく関わっていました。
このどちらも、摂取すると脳から快楽物質が放出され、幸福感を味わうことができます。
他にも強い塩分や化学調味料で快楽物質が放出され、次第にこう言った食べ物を食べないとイライラしたりストレスが解消できない感じがして最終的には依存の道へと進んでしまうことがあるのです。
甘い炭酸飲料にポテトチップスがやめられない。しょっぱいものを食べたら甘いものに手が伸びる。
これを毎日続けてしまっていると、もう依存度が高い状態かもしれません。
こう言った食事からくる依存を「マイルドドラッグ」などということもあり、社会的に問題視されているようです。
もしスナック菓子をやめられない、ジュースをやめられない場合は「我慢」するか「代替食」へ切り替えることになります。
こうみるとタバコや酒、ドラッグ依存と変わらないことが分かりますね。
かくいう私もお菓子を食べ尽くした今、エモーショナルイーティングに苦しめられ大量のアイスクリームやケーキ、チョコレートを食べたくて仕方ありません。
何に対しても依存はよくないとわかっていつつも、なかなか自制できないのが生きる上で難しいところです。
この記事の参考リンク
「ヘルシーなものしか食べられない!」新型摂食障害にご用心 - BEAUTY(ビューティ) | SPUR
満腹なのに食べ続けてしまうのは、心のサイン? – 日本実業出版社
エモーショナル・イーティングの研究はじまる | 美容経済新聞
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